1991-03-12 第120回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
ただ、今おっしゃったように、飼育管理は周年だ、飼料作物は周年じゃないんだということであれば、米価算定のときも、これは農村臨時雇用賃金でいいということにもなるわけですけれども、その辺いかがですか。米価でも同じだ、これは一年かからぬのだから。
ただ、今おっしゃったように、飼育管理は周年だ、飼料作物は周年じゃないんだということであれば、米価算定のときも、これは農村臨時雇用賃金でいいということにもなるわけですけれども、その辺いかがですか。米価でも同じだ、これは一年かからぬのだから。
ところが、それをあなたは他産業並みの労賃をとらないで、農村臨時雇用賃金をとって労働費の計算をやられたのです。これは大臣大きな矛盾ですよ。口先だけでいいことを言ったって、実際行政面にそれが出てこなければそれは意味をなさないのですから、その点どうなんですか、ことしは済んだことですから追及をしてもしかたがないと思うけれども、これは政治のあり方としてたいへんな問題なんです。
ですからあなたは、もう国会できまったことを行政府が破るということに抵抗できなくて、あなたも国会議員なんですからね、抵抗できなくて、それに屈して農村臨時雇用賃金で計算したのですから、その罪というものはたいへんな問題ですよ。国会のあり方を冒涜するにもほどがある。その罪を自覚されたら、あなたは今後の方向として、来年度からこれをやるのかやらぬのかということなんです。
○政府委員(桧垣徳太郎君) 現段階におきましては、私は、農村における労賃の市場価格というものを把握する最も統計的に自信のあります農村臨時雇用賃金というものをもって充てて、この数字が現在の農村事情のもとでは、その地域における農業労賃を代表するものとしては適当な方法であり、その結果も、われわれとして行政的に使用し得るものであるというふうな意味のお答えをしております。